20代から30代になって気づく恋愛の大きな違い

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10代に思い悩み、20代に自分で成功体験を積み重ね確立し、正しいと思って疑わなかったことがまた加齢と共に変わって行きます。

今回は恋愛で若い頃に恋愛で正しいと思っていたことと何が変わったかを書きます。

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若い頃思っていためんどくさい女

20代前半までは友達の恋愛相談に乗る度に思っていました。

「恐怖政治みたいな恋愛してるなぁ。彼は離れていくだけなのに。」と。

恐怖政治恋愛とは、彼をどうにか自分に都合のいいように変えようとして彼氏の言動や行動にイチイチ怒ったり文句言っているのが日常化している恋愛の状態を勝手にそう呼んでいます。

恐怖恋愛政治が末期になると、なかなか時間を作らない彼に彼女が怒りだし渋々彼氏が会いに来て、その「渋々感」に彼女がよりムカつくというような悪循環に陥ったりします。

彼女たちはいつも彼氏の気に食わない部分を正そうとしていて、人は簡単に変われないしそれなら相手を変えた方が早いのに「好きになった彼を別人格に変えさせようとする」とても不思議な行動だと私は思っていました。

例えば、明らかに女癖が悪いと知っていて付き合ったのに、それに関して文句を言い続ける女友達を見て「それなら最初からその男を選ばなきゃいいのに!」と他人事だと思いますよね。

ハイスペ男性にモテるキャリア志向×昭和マインド女性


若い頃会得したハイスペ男性と対等に付き合う1番簡単な方法は、ある程度男性の仕事の話が理解できるくらいのキャリア志向や経験や向上心を持ちつつ、相手のプライドを傷つけない言い回しができ、女性としての共感力を持つことでした。

若い時は自覚でないと思いますが、20代前半までは女性は顔の造形などに関わらず「若い女の子」というだけでもう存在が可愛いのでチヤホヤされます。

その若さだけでチヤホヤされる時期に「自分はかなり可愛いしモテる人間だ」と思って内面を進化させて行かないと加齢とともに需要がなくなって行きます。

だから自分を差別化していい意味で少数派に入り男性が選びたい女性になれば、簡単に他者に勝つことができます。

昔から定番の恋愛ハウツーで、男性への会話での相槌は「恋愛さしすせそ」と言って、「さ」=「さすがですね!」「し」=「知らなかった!」「す」=「すごい!」、「せ」=「センスいい!」「そ」=「そうなんですね!」を多用しろと言うものがありますよね。

そういうセオリー通りの女性と自分を差別化するためには対等に話をできる能力をつければいいのですが、あまり厳しいアドバイスをしすぎると男性のプライドを傷つける可能性がありますし、そういう女性を男性はオンナとしては見られなくなります

だから適度なキャリア志向×昭和マインド女性は希少価値が高いのです。

アラサー女性がなぜ「若さ」を脅威に感じるのか
「若さ」に脅威を感じる人・感じない人の違いを書きます。

人にされたら嫌な事はしないと思っていた


「人に自分がされたら嫌な事はしない」というのは多くの人が実践していると思うのですが、こと恋愛関係の相手に対しては主観や自分の気持ちが強くなり過ぎて、それを実践できない人が多いです。

だからこそ、恋愛で常に相手の気持ちになって「これを言われたらめんどくさいと思われるだろうな」と考えて行動すると相手にとっては居心地のいい女になります。

だからこれで楽しく恋愛ができたのです。

若い頃は。

面倒くさくない女=結婚しなくていい女


前述した通り、私は物分かりのいい賢くて優しい女になるのが1番だと思い、ずっと実践していました。

でも30代になってから気づいたのです。

結婚している女性はある程度めんどくさくて、相手を追い込むことのできた人なんです。

面倒くさくない女=結婚しなくていい女

になってしまい、よっぽど離したくない部分があれば別ですが、「面倒くさくない」が1番の売りになっているのに1番の売りが崩壊すれば、人間関係も崩壊します。

結婚を最終目的としていない若い頃の恋愛の場合、関係が崩れずずっと一緒に居られればその恋愛は上手く行っている状態になります。

でもある程度の年齢を迎えたら例え付き合っていたとしても、面倒くさいことを言わず、結婚もしなくていいのはある種の都合のいい女です。

ただそうはわかっていても、若い頃からずっと恋愛の最短必勝パターンとして面倒くさくない女に徹していると、相手に嫌われないで面倒くさい女になるスキルを持っていないんです。

もう私の脳も行動パターンも、人との距離感が遠く設定されてしまっているのです。

その現実に気づいた時に驚愕しました。

ちなみに男性が結婚を決意するパターンは、彼女は自分にとって唯一無二の存在だと思うか、彼女に追い込まれたパターンの2つだと思います。

若い頃の恋愛テクは使えなくなる


また、ティーン誌の後ろの方のページに載っていたような恋愛ハウツーなどもどんどん使えなくなってきます。

20代前半の「こんなの初めて〜」は可愛いですが、30代の「こんなの初めて〜」は重くないですか?

前述した恋愛さしすせそも30代女性がやってたら頭弱そう…。

だから20代では成功していた方法も、加齢に伴い更新しないといけないのです。

下手に若い頃に成功体験を重ねていてそれを引きずると痛い女となり、大失敗します。

自己肯定感は自分で高めるしかない


若い女性は素敵な男性と一緒にいたり、高級なお店に行ったりすると自己肯定感が高まったような気がします。

しかし、その刺激は長続きすることはありません。

そして素敵な男性と一緒にいることや、もっと言ってしまえば他人の力ではアラサー独身女性の自己肯定感と自尊心はもう回復しません。

独身女性は自分1人で自分を肯定してあげられるものが必要なのです。

まとめ


10代に思い悩み20代にこれが恋愛のセオリーだと自分で築いてきた恋愛観は加齢でまたぶっ壊れます。

若い頃想像した30代の恋愛の悩みは、結婚に付随するものだけでしたが実際は違いました。

ただ、今上手く行っている事が後々上手く行かないだけでなく、今上手く行かない事が上手く行く可能性もあるかもしれません。

でも20代で今モテていて結婚を渋っている人には、もしかしたら30代になると今有効なテクニックでは上手く行かなくなるかもしれないことを伝えたいし、30代で悩んでいる人は20代の時に正しいと思っていたセオリーを見直そうということを伝えたいです。

以上が20代から30代になって気づく恋愛の大きな違いでした。

NANA #90

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