普段から人と会う機会が多いので思う事は、好かれる人・愛される人・尊敬される人はどこへ行っても同じ人だという事。
今回は人に嫌われないという事について書きます。
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人に好かれる人間になる
若い頃は「誰に嫌われてもいいしわかってくれる人がわかってくれたらいい」というような考えだったんですが、周りに嫌われてるけど評価されてる人って相当才能のある極々一部の人間だけで、ちゃんとした大人はそもそも周りの人に嫌われる行動をしないんですよね。
私はマイペースな性格で、高校時代の友達に会っても「誰とでも話してたけどどのグループにも属してなくて変わってた」とよく言われるので(自分では全くそんなつもりなかったし普通だと思ってた)、元来から「人に好かれたい」気持ちが薄かったかもしれません。
学生時代はそれでも良かったのですが、今の時代では「みんなに好かれている人」が強いのです。
剣は持っても持たれてもいけない時代
最近、論理的で頭のいい女性が増えてきたなぁと思う反面、逆にヤバイ人も増えてるなぁと思います。
今のご時世、インターネットの普及によって誰でも簡単に他人に嫌がらせをできるし、誰でもされる可能性があります。
リベンジポルノもその1つです。
私たちが学生の頃、一般人が有名になりたかったら、スカウトされるかわざわざ写真を撮って印刷して読者モデルに応募したりしないとなれませんでしたが、今はSNS1つで読モになるより有名になれるかもしれません。
今はそのSNSの発信力で、人が悪い事をしたらスマートフォンで隠し撮りされてネットで拡散されるかもしれないし、してなくてもさもしているかのように拡散されるかもしれません。
先に人に悪い事をしたら自分も返り討ちにあうかもしれないし、1度公表されてしまったら一生消せません。
吉本興業の闇営業問題にしても、これから全ての言った言わないやったやってないを突合するのはもう不可能だと思いますが、公表された事は目にした人の記憶には永遠に残ってしまいます。
剣は自分が持っても相手に持たれる可能性があるし、相手に先に剣を持たれたら挽回する事が難しい時代だと思います。
だから私たちは他人に対して剣を持ってもいけないし、他人に剣を持たれるような行動をしたらいけないんです。
他人に悪く言われてもねじ伏せるような力を持っていればいいんですが、そんな人間はほとんどいないので、文頭に書いた「好かれる人・愛される人・尊敬される人はどこへ行っても同じ」と言う事になるのです。
目先の「楽」で判断しない
昔は今よりも「嫌われてもいいや」「来るもの拒まず去るもの追わず」の精神が強くて、自分の言動で敵を作って他人に嫌がらせをされてしまい、やっとその時に「私は他人に感謝が足りなかったからこうなったんだ」と思いました。
その瞬間「嫌われてもいいや」と行動する事はその日は楽ですが、結局後日大きくマイナスになる可能性があるのです。
例えば、私はこの数年間で50人位のアルバイトの方をマネージメントしたのしていたのですが、アルバイトの中でも2パターンの人が出てきます。
・アルバイトだけど私と一緒に一生懸命働いてくれる人
両者共その日は同じ報酬を貰えて前者は労働量的には得をしても、人生全体で見たら一生懸命働いた方が得る物があって違う仕事をした時にもプラスになるかもしれないし、うちのクライアント様にもスタッフ間でも好かれた方がお金以外の報酬があるかもしれないし、私だって人間なので一生懸命働いてくれる子を優先的により条件のいい仕事に入れようとするし、時給も先に上げるでしょう。
つまり、小さい「誰かに嫌われる行動をする事」が人生において大損になる可能性があるのです。
大人の人間関係
人を嫌いになる2パターン
人を嫌いになるには2パターンあります。
・それまでは普通に仲良くしていたのにその人の事を大嫌いになる大きな出来事があって、一切関わり合わなくなるパターン
前者は縁を切る大きな出来事がないため関わり合いをやめるポイントが難しいのでズルズル付き合ってしまったりします。
あと人間関係は、仕事などで利害関係があれば、理性+感情で動くからモヤモヤが半減されやすいし、嫌な事も我慢できたりするのですが、恋愛などの人間関係は貢ぐor貢がれていたりして利害関係が発生しない限り感情オンリーで動くから何かあった時にモヤモヤが増幅しやすいと思います。
相手がヤバければヤバい程剣は持つな・持たれるな
大人には学生時代と違って、付き合う人を自分で選択する特権があります。
苦手な人から連絡が来ても、無理をして連絡を返す必要もないし、惰性で仲良くする必要もありません。
でもここでもいくら相手が嫌いだから、または自分が嫌な思いをさせられたとしても、自分は相手に向かって剣を持ってはいけません。
相手がヤバいやつであればある程持ってはいけないのです。
自分が1度剣を持つと、相手が何も持っていない人間であればある程相手にも剣を持たれてしまいます。
今のご時世、その内容が真実であってもそうでなくても「先に言われた方が負け」なんです。
少し古いですが成宮寛貴さんの知人にドラッグをやっている事を暴露されたニュースも真実かはわかりませんが、知人にそういう暴露をされるような行動をしてしまったのでしょう。
松居一代さんが元旦那の船越英一郎さんに対して暴露動画をネットに公表したのも真実かはわからないですが、「先に言われた方が負け」の世の中なんです。
切るのではなく距離を保つ
もし何か人間関係でトラブルがあった時は相手に理由を聞かれるまでわざわざ相手に文句を言う必要はなく、一度距離を置けばいいだけなんです。
一時の感情に任せて感情を爆発させて縁を切ると、後から考えてみるとそこまでして縁を切る必要もなかったと思う事もありますし、それはこっちが先に「剣を持つ」行為です。
特に女性の感情は爆弾みたいなもんです。扱い方を間違えると爆発する可能性があります。
大人はその相手に合わせた適度な距離を構築する努力をしましょう。(私も努力中)
言いたい事
✔️ 人に嫌われないような行動をしよう。
✔️ 剣は自分が持っても相手に持たれてもダメな時代。
✔️ 目先の「楽」に囚われてはいけない。
✔️ 良い事も悪い事もしたらいつか自分に返ってくる。
✔️ 言いたい事も言えないこんな世の中じゃ、POISN!
【オススメ書籍】人生の勝算(前田裕二)
SHOWROOMの社長の前田裕二さんの「人生の勝算」に
幸福の価値観は人それぞれですから、どちらも上も下もありません。最も不幸なことは、価値観という自分の船の指針、コンパスを持っていないということ。そして、持たぬが故に、隣の芝生が青く見えてしまうことです。
人の心は弱く、どれだけ他人が羨むような状況にあったとしても、得てして、隣の芝生が青く見えてしまうものです。
結婚して可愛い子どもに囲まれていたり、休日にお出かけをしてプライベートライフを充実させていたり、はたまた仕事で大活躍していたり、SNSからは幸せそうな知人の近況が目に入ります。
そのときに、自分にとって大切なことを選び、決めていないと、自分以外の他者の幸せが羨ましくて仕方なくなるかもしれません。(人生の勝算/前田裕二 引用)
またこの書籍には、仕事でも「出会う人全員に好かれる」必要性について書いてあり、人間関係の大切さについて言及している部分が多々ありました。
凄い面白くて、ビジネス書なのに最後感動して泣きました。
ぜひ読んでみて下さい。
NANA #5
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